花粉症のアレルゲンとなる植物には、有名なスギの他、ブタクサ、ヨモギ、サクラ、ヒノキ、など50種類以上もの様々な種類があります。
花粉の飛散時期は、春と思われがちですが実際は日本は南北に長い地形をしていますので、植物の特徴や飛散時期にも地域差があります。
例えば、春の花粉症の代表とも言えるスギ花粉症ですが、北海道ではほとんどスギ花粉症の方は見られません。北海道や北陸では、ハンノキやシラカバの花粉症患者が増えているそうです。
ハンノキは、北海道内にも普通に見られる落葉樹です。
ハンノキの花は2月頃から咲き始めます。
北海道では、ハンノキの花粉が飛散する時期は3月頃だそうです。
ハンノキはシラカバと同じくカバノキ科の樹木で、共通の抗原を持つため、ハンノキ花粉症の方はシラカバの花粉症でもあるケースがあると言われています。
花粉症の主な症状としては、鼻水、くしゃみ、目や皮膚のかゆみなどが一般的ですが、シラカバやハンノキ、イネ科の花粉症がある人がある果物や野菜を食べると、口腔アレルギー症候群という症状が出ることがあります。
口腔アレルギー症候群は、唇や舌、のどの奥の痒み、腫れなどが起こります。じんましんが出たり、吐き気を起こしたり、最悪の場合にはアナフィラキシーショックを起こす場合もあるとのこと。
原因となる物が直接粘膜に触れることで生じるアレルギー反応です。
一般的に、同じ科に属する果物や野菜はアレルギーを起こしやすいと言われますが、科が違っていても、共通抗原を持っている場合には、口腔アレルギー症候群を引き起こすケースがあります。
ハンノキ、シラカバ花粉と、セロリ、パセリ、ニンジン、モモ、ナシ、ジャガイモなどがそうです。
このうちの一つにアレルギーを起こすと、他のものでもアレルギーが出る可能性があるのです。
自分のアレルゲンをきちんと調べて理解しておくことは、花粉症の症状軽減にも、またそれ以外の病気の予防にもつながりますので、重要なことですよね。